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血圧の薬、まだ飲みたくない⁉️

最近、寒さが厳しくなり、それに伴い血圧が高くなる方が増えています。
「血圧の薬をまだ飲みたくない」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、血圧について正しい知識を持つことが大切です。
🌱血圧の正常値と注意すべき値🌱
血圧の正常値は以下の通りです:
•正常血圧:収縮期血圧120未満かつ拡張期血圧80未満
•高血圧注意値:収縮期血圧130以上または拡張期血圧85以上
血圧が140/90以上であれば、高血圧と診断されます。
特に180/110以上のような高い値は放置すると危険な状態を招く可能性がありますので、早めの対処が必要です。
🌱血圧が少し高い場合の対応🌱
軽度の高血圧であれば、まずは生活習慣の改善をおすすめしています。
•食事療法:塩分を控えめにし、野菜や果物を多く取り入れる。
•運動療法:適度な有酸素運動を取り入れる。
•ストレス緩和:ストレスを減らし、リラックスできる時間を増やす。
これらの改善を試み、それでも血圧が下がらない場合はお薬を検討します。
🌱血圧がかなり高い場合の対応🌱
初診時に血圧が200/100以上など、非常に高い方もいらっしゃいます。この場合、生活改善だけではリスクが高いため、降圧薬の使用を提案します。
その際によく聞かれるのが、
「血圧の薬は一度飲み始めると一生飲まないといけないのでは?」という不安です。
降圧薬は一生飲み続ける必要があるの?
降圧薬は必ずしも一生飲み続ける必要はありません。血圧の上昇原因によっては、薬を中止できるケースも多いのです。
•肥満が原因の場合:体重を減らすことで薬をやめられることがあります。
•塩分過多の場合:塩分を控えた食事を心がけることで血圧が安定する場合があります。
•ストレスや睡眠不足の場合:生活習慣を整えることで薬が不要になることもあります。
🌱高血圧を放置するリスク🌱
高血圧をそのまま放置していると、脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気を引き起こすリスクが高まります。
「薬を飲むのが不安」というお気持ちは理解できますが、適切な治療を受けながら生活を改善することで、健康的な日常を取り戻すことができます。
まだまだ寒い日が続きますので、血圧の管理には十分お気をつけください。
気になる症状があれば、お気軽にご相談くださいね。
正木クリニック
正木初美
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