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美容・健康コラム
重症化する前に解熱剤を!
先日、インスタグラムのストーリーズで
「38度になったらどうする?」
というアンケートを取りました。
ご回答いただいた皆様、ありがとうございます。
「解熱剤を飲む」という回答が多い中、少数ですが「我慢する」という回答も有りました。
日頃診療していますと、38℃以上が数日続いているのにずっと我慢して「いよいよしんどくなったから」と、かなり衰弱して来院される方がたまにいらっしゃいます。
「どうして解熱剤飲まなかったのですか?」とお尋ねすると
「熱が出ている時は病気と戦っている時だから熱を下げてしまわない方が良いと思いました」
「コロナやインフルエンザに罹って熱が出ている時は解熱剤を使わない方が良いとネットに書いてあったから」
などなど…..
大切な生体防御反応である発熱ですが、熱が高い状態では体力を消耗しやすくなります。
熱が出るとすぐに解熱剤を頻回に服用して病気を見逃してしまうのは良くないですが、
◯食欲が無くなり、寝苦しくなったり、頭痛や倦怠感、関節痛など、発熱が体にとって大きな負担となってしまう場合には、解熱剤を使用し、高くなった熱を下げて体を楽にしてあげることも大切です♡
体の回復に必要な要素となります。
発熱に伴う症状がつらいときには、やみくもに我慢せず、解熱剤の使用をおすすめします。
◯充分な水分補給や安静も忘れないようにしてくださいね。
◯発熱が続く時はかかりつけ医など医療機関を受診してくださいね。
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