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内科系疾患に幅広く対応

咳、痰、喉の痛み、発熱、腹痛、下痢、吐き気などの様々な急性疾患について診療いたします。
ただの風邪と思いこんでいると肺炎など重篤な病気を引き起こすこともあるため、症状が悪化する前に受診することが何よりも大切です。また高血圧、糖尿病、高脂血症など生活習慣病をはじめとする慢性疾患についても、幅広く対応いたします。

はっきりとした症状が出ている時はもちろんのこと、「何となくだるい」「食欲がない」 「原因がわからないけど、何となく体調が悪い」など、原因のはっきりしない体調不良の場合についても、お気軽にご相談ください。

主な診療内容

感染症
風邪、インフルエンザ、肺炎、胃腸炎、尿路感染症、腎盂腎炎など
生活習慣病
高血圧症、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症(痛風)、慢性腎臓病(CKD)、メタボリックシンドローム、睡眠時無呼吸症候群など
呼吸器疾患
気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肺炎、肺結核など
消化器疾患
逆流性食道炎、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染、胃炎、便秘症、下痢症、胆石、胆嚢ポリープ、肝機能障害、脂肪肝、慢性肝炎(B型、C型肝炎など)、膵炎 など
花粉症、アレルギー、認知症、骨粗しょう症、過活動膀胱(頻尿、尿失禁)、前立腺肥大症、貧血、甲状腺機能低下症・亢進症、膠原病 、悪性腫瘍(癌) 

不明熱、体重減少、食欲不振、全身倦怠感、頭痛、めまい、吐き気などでお悩みの方もご相談ください

 

インフルエンザ

インフルエンザウイルスに感染して起こる病気です。
一般的に1~3日の潜伏期間を経て、その後突然、38度以上の高熱と同時に関節痛や筋肉痛、倦怠感など、全身症状が現れます。
例年、12月~3月に流行のピークを迎えます。

インフルエンザの治療

抗インフルエンザ薬を使用します。
インフルエンザの治療は、発症後48時間以内の早期に開始すると治療効果が得られやすいですが、2日以上経過しての治療は、効果が期待できにくくなります。

インフルエンザの検査

インフルエンザ迅速診断キットを用いて、検査いたします。
しかし、発症直後12時間以内では、体内のウイルス量が少なく「陰性」と判定される場合があります。
当院では、少ないウイルス量でも感度良く検査できるシステムを、導入致しました。インフルエンザを発症初期に診断することで、患者様のご負担を軽減できます。

インフルエンザQ&A

風邪とインフルエンザは違うんですか?
風邪は、空気中のさまざまな細菌やウイルスが原因で、症状は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、せき、軽度の発熱が中心です。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染しておこる病気で、急に38度以上の高熱がでて、頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感など全身症状が強く現れるのが特徴です。治療法も、異なります。
インフルエンザ予防接種を受ければ、インフルエンザにかかりませんか?
予防接種をうけても、ウイルスを殺す働きはないので、まったく感染しないわけではありません。
予防接種の効果には個人差がありますが、接種する意味は、もしインフルエンザにかかってしまった時に「発熱などの症状を抑えること」「肺炎や脳症などの合併症を予防すること」にあります。
重症化させないということです。
予防接種の効果が現れるのは、接種後2週間かかるとされているので、12月中旬までには、予防接種を済ませておくのが望ましいです。

甲状腺機能亢進症(Basedow病)

甲状腺のホルモン分泌機能が過剰になることが原因で引き起こされる病気ですが、甲状腺ホルモンの分泌機能が高まる原因は多々あります。

もっとも多いのは、免疫の異常によって発症するバセドウ病とされています。

症状:
多汗、体重減少、動悸、倦怠感、手指振戦、下痢などが主なものです
所見:
甲状腺腫大(甲状腺は喉仏の下あたりにあります)、眼球突出、頻脈、やせが主なものです
検査:
血液検査を行います。

検査所見
・TSH(甲状腺刺激ホルモン)が基準より低い⤵
・FT4(甲状腺ホルモン)が基準より高い⤴
・TRAb(TSHレセプター抗体)陽性

心電図:
心房細動(心房が痙攣したように細かく震え、血液をうまく全身に送り出せなくなる状態)
治療法:
基本は、抗甲状腺薬で甲状腺ホルモンの合成を抑えていくことですね。

抗甲状腺薬チアマゾール(メルカゾール)の副作用

かゆみ、じんま疹などの皮膚症状が3割くらいの割合で出現します。

これらの皮膚症状は1週間くらいで少しずつ出現し、ピークは約2~3週間後です。

皮膚症状が出たら、薬を減量したり他の薬に替えたり抗アレルギー剤を一緒に飲んでもらいます。

注意が必要な副作用に無顆粒球症があります。

無顆粒球症というのは、血液中の白血球の成分である顆粒球が減少することです。
無顆粒球症になると、細菌等に感染しやすくなってしまいます。

1000人に1~2人の割合で起きる稀な副作用ですが、
定期的に血液検査をして顆粒球が減っていないかチェックをすることで、予防することができます。

最近体重が減ってきたな、最近動悸がひどい、
汗が多いなどが続く場合はひとりで悩まず、医療機関を受診してください。

お薬で良くなることが大半です。

楽になりますよ。

帯状疱疹

症状:
帯状疱疹ウイルスによって起きます。
(これは水ぼうそうと同じウイルスです)
症状:
皮膚の痛みや発疹などが起こる病気です。

初めて感染した時は水ぼうそうとして発症します。

治った後もウイルスは神経節に潜んでいます。

加齢や睡眠不足、ストレス、病気などで免疫力が低下すると再び活動を始め、
神経節から神経を伝わって皮膚に到達し、帯状疱疹として発症します。
発症年齢:
50歳代から急激に高くなります。
帯状疱疹患者さんの約7割が50歳以上です。

日本では、80歳までに、約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。
合併症、後遺症:
・神経痛
・脳炎
・神経麻痺
・難聴、耳鳴り、めまい
・角膜炎、結膜炎、視力低下、失明
・皮膚の傷跡、瘢痕

Q&A


 
帯状疱疹はうつるの?うつらない?
周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありません。

しかし、水ぼうそうになったことがない人は、水ぼうそうを発症することがあります。
帯状疱疹に2回かかることはあるの?
一度、帯状疱疹になると、再発することはあまりないといわれています。
ただし、高齢者やがんなど免疫力が著しく低下した方では再発する場合もあるので、注意が必要です。

帯状疱疹にかかった人のうち数%は再発するといわれています。
口などにできる単純ヘルペスと帯状疱疹は同じじゃないの?
帯状疱疹は水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルス

  単純ヘルペスは単純ヘルペスウイルスの感染によって起こります。

この2つのウイルスはとてもよく似ていて、
一度感染すると体の中に潜んでいて、免疫力が落ちたときに症状が出てきます。

水疱などの皮膚症状や痛みが出る症状も同じですが、
帯状疱疹は帯状にできるのに対し、単純ヘルペスは口の周りや性器などにできます。

帯状疱疹にならないために(日常生活の注意)

免疫力が低下すると帯状疱疹が発症しやすくなります。


日頃から疲労やストレスをためないために

・バランスの良い食事をする 

・睡眠をしっかりとる 

・散歩やウォーキングなど適度な運動をする 

・自分なりのストレス解消法を身につけておく
(音楽を聴く、お風呂にゆったり入る、ペットと触れ合う) 

・笑うと免疫力があがります
(お笑い番組、落語や漫才を観る)
 

といった予防が重要です。 

帯状疱疹にならないために(ワクチン) 

現在、帯状疱疹のワクチンは2種類あります。

どちらのワクチンが良いのかよく質問を受けます。

それぞれの注意点や特徴をまとめてみました。

かかりつけの先生と相談するといいですね。
 


<生ワクチン>

2016年〜

ウィルスを弱毒化

免疫抑制患者には接種不可

予防効果約50〜60%

1回接種(皮下注)

10,000円程度

副反応比較的少ない

弱毒生ワクチンが5年程度で減弱するので5年後の再接種が必要です

  

<不活化ワクチン>

2020年〜

ウィルスを無毒化

免疫抑制患者にも接種可能 

予防効果90%以上

2回接種(筋注)

20,000円程度× 2回(通常2ヶ月間隔)

副反応(痛み、発熱、筋肉痛、倦怠感)が出やすい

 

シングリックスは現時点で9年以上免疫が持続することがわかっていますが、新しいワクチンなので研究中です。

 

どちらも帯状疱疹のワクチンですので、口唇ヘルペスなど単純ヘルペス感染症には効きません。

帯状疱疹の治療(なってしまったら)

・抗ウイルス薬(原因となっているウイルスの活動を抑える)

発症後早期に治療を開始するほど効果が期待できます。
 

・痛み止め(消炎鎮痛剤)

発疹など皮膚の炎症などによる痛みを和らげます。
 

・痛み止め(鎮痛補助薬、オピオイド鎮痛薬など)

皮膚症状がおさまった後も痛みが継続することがあります。

帯状疱疹の合併症のひとつ「帯状疱疹後神経痛(PHN)」です。
 

・痛みに対して、神経ブロック注射やレーザー治療が行われることもあります。


帯状疱疹は、かかるといつまでも辛い病気です。

日ごろから体調管理を心がけ、免疫力が低下しないようにすることが大切です。

そして帯状疱疹になった時は、できるだけ早い治療が大切です。

もしかして帯状疱疹?と思った時は躊躇せず、できるだけ早くかかりつけ医を受診しましょう。

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