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院長日記

大阪府内科医会 第25回市民公開講座

3/20に私が所属している大阪府内科医会が開催している市民公開講座に参加させていただきました。

今回は、とても大事な腎臓のお話でした。
たくさんの方がご参加くださり、熱心に聴いてくださっていました。

~気がつけばあなたはすでにCKD?~

CKDってご存知ですか?
Chronic Kidney Diseaseの頭文字をとったもので、何らかの原因によって腎臓の機能が低下する慢性に経過するすべての腎臓病を指します。

初期には自覚症状がほとんどありません。
なので、注意しないとどんどん進行してしまっているということがあります。

進行すると、むくみ、貧血、倦怠感、夜間尿、息切れなどの症状が現れてきます。

 慢性腎臓病(CKD)があると、脳卒中、心筋梗塞の発症率が高くなることがわかってきました。

定期的に健康診断を受け、尿や血圧や血液の検査をすることが早期発見につながります。

特に重要なのは、尿検査での蛋白尿と血液検査でのクレアチニンやe-GFRです。

CKDが重症になると、腎臓の働きが低下し腎臓の働きを代替する治療(透析や腎臓移植)が必要になり、日常生活にも大きな影響が出てきます。

そこで!!
そうならないように注意が大切です!!

悪い生活習慣を続けないことが大切です。
メタボリックシンドロームの人は慢性腎臓病(CKD)にもなりやすいといわれています。

メタボリックシンドロームとは、食べ過ぎと運動不足によって内臓脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満に、糖尿病、脂質異常症、高血圧症のうち2つ以上を合併した状態をいいます。

日頃から食べすぎない、飲みすぎない、運動不足にならない、喫煙しない、睡眠不足に注意するなど生活習慣に注意し、定期的に検査を受け、元気な腎臓を長く保っていきましょう~!

気になることは、まずかかりつけ医に気軽にご相談くださいね

大阪府内科医会では毎年市民公開講座を開催しております。来年よろしかったらご参加くださいね。